セルフケアを行う前に|藤沢本町の整体

藤沢本町の整体 つのだ筋整院 - セルフケアサポート

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院長コラム

セルフケアを行う前に

2018.03.06

治療には数々の手法・方法がございますが、医療における処置や手術、薬物の使用を除いた方法の中で、自分で行えるセルフケアは、ツボ・調律点 温める・冷やす 体操・運動 心の安定・制御 と言った方法などがあります。

 

これらの方法は外部からの刺激で内部に反応を起こさせ変動させる手法ですので、内面の力を最大に発揮せしめることはできません。

つまりは効き目がある人、ない人とバラつきが出ます。

その効果の違いは、女・男、若いか老いているかといった違いではなく内面の力が発揮出来たかどうかが、その差を生じさせます。

内面の力と言うのは、治癒力や回復力のことです。

もう少し専門的にいえばホメオスタシス(恒常性を保とうとする力)のことです。

これにうまくアクセスできれば、手を当てただけでも頭の中に思い描いただけでも治癒が起こります。

東洋では古来よりこのことを「気」と呼んでおります。

※大きな意味合いでの「気」と小さい意味合いでの「気」があります。

ただ単に手を当てるだけでは外部刺激としての内部反応しか起きませんが、気を以って手を当てると内面の力が発揮され治癒が起こります。

 

皆さんも「やる気がある」「やる気がない」とか「気が抜けた」などなど「気言葉」を使っていると思います。

 

勉強するにしても、スポーツをするにしても、「やる気」が有る、無いで、効果が違うということは体験があることでしょう。

やる気があると言うのは、内面の力が発揮されている状態です。

やる気がないと言うのは、内面の力が何かしらの理由で発揮出来ない状態です。

 

ツボはご存じの通り経絡上にある調律ポイントで、経絡と言うのは気が流れているラインの事です。

ツボを押すと言うのは経絡の気の流れが、そのツボでつかえているので、そのつかえを取ることで正常化を計る手法であります。

ツボの場合外部刺激のみでも大きな効果が出ますが、気を用いた場合はさらなる効果が期待できます。

 

単に「気」と申しましても、大きな意味合いでの「気」と小さな意味合いでの「気」では、全く別ものを指します。

大きな意味合いでは宇宙にまで話が飛んでしまいます。

人体の面では、ホメオスタシスを指す場合、大きな意味としての「気」です。

ホメオスタシスを働かせるには、まず小さな意味合いの「やる気」の「気」を働かせなければなりません。

この「気」は「行動意欲」とか「行動せしめる要求」と理解すれば良いでしょう。

しかし、ほとんどの人の場合、積極的にこれを用いる方法を知らないと言う方が多いかと思います。

 

治療・治癒を行うにも同じ事が言えます。

「治る気」がない人に治療を行っても良い結果は出ません。

先程書きました様に「気」がなければ内面の力は発揮されないのです。

「治る気」のある人は、当然、治癒致します。

しかし「治す気」のある方は治ったり治らなかったりします。

「治る」と「治す」の「る」と「す」は言葉の上では大した違いはありませんが、認識の上では大きな違いです。

ここでは、その違いについて述べませんが、少しの差では済みません。

※治す=処置 治る=自然治癒力の働き

 

「気」は古代の言語ですので、現代語では複数の意味を持ってしまいます。

生命エネルギーでもあり、行動意欲でもあります。

「やる気」などは行動意欲、行動エネルギーですね。 抽象度を高くすれば「生命エネルギー」と理解出来ますよね。

 

「不安」などの要因→悩む→行動しない、解決しない

不安などを解消出来る場合→どうしたら良いか考える→行動し解決

悩む時は問題を一時停止したり先延ばしにしてしまう傾向があります。

そのエネルギーを大抵は言い訳に使います。

考える時は問題解決にエネルギーを使います。

 

治癒を積極的に働かせるには、ホメオスタシスへの働きがけは不可欠です。

至極、簡単に言ってしまえば「治る」とだけ思っていれば治ってしまう。

子供のうちは素直に、そう思えるでしょうが、大人になると、色々余計な知識や情報が多くなるので素直に思うと言う事が返って難しかったりします。 そう言う方は、真実・本当の情報を知る必要があります。

しかし、私がいくら言葉を尽くしても、本当の真実の情報を提供しても、今まで積み重ね蓄積した認識を変更する事は大変な事と思います。

 

私の言葉ではなかなか芯に届かないと言う方は、ご自分で色々調べれば芯から納得いく理解を得られるかと思います。

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