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2018.04.06
心理ではなく脳を中心にした観方をしてみましょう。
ちょっと小難しく言いますが、座標焦点をどの中心に合わせるかでかなり
受け取る印象が変わります。
これはチャンネルの様なモノですので、余程やる気がないか不器用でない限り簡単に出来るかと思います。
今は脳にチャンネルを合わせて考えて行きましょう。
脳科学では、ボディースキーマとボディーイメージと言う概念があります。
これは、ボディーマップと呼ばれる脳にある身体地図の二つの性質の事です。 ボディースキーマは身体図式の事を言い、自分の身体の物理的特性に根ざしたフェルトセンス(なんとなく感じられる感覚、胸がもやもやするなどの感覚)。 ボディーイメージは自分の身体について学習した考え方から生じるイメージを言います。
例えば、ダイエットに成功し痩せたにも拘わらず「まだ太っている、まだ太っている」と思い込んでいてガリガリになっても痩せようと努力してしまう人がおります。 痩せた事はボディースキーマ、まだ太っていると感じるのはボディーイメージです。 これは、痩せたのに太っていた時のボディーイメージやマッスルメモリー(筋肉の記憶=実際は脳です)の情報が書き換えられず残っているために起きてしまう現象です。
実際、改善しているのに「まだ痛い、まだ痛い」と言うのもボディーイメージ「まだ治らない、まだ治らない」「変わらない、変わらない」と言うのもボディーイメージ、マッスルメモリーの情報が書き変わらないがために起こる現象です。
焦点、フォーカスする対象で感覚は大きく変わります。
痛みの場合、痛みが「削減された」方にフォーカスすると「こんなに良くなった、これを続けたら3ヵ月で回復しそうだ!」など明確に予想がつきます。
「残っている」方にフォーカスすると「まだ痛いまだ痛い」「私は治らない」とネガティブな思考におちいり「いったいなんなんだ?」と迷走します。
本当の問題は痩せる事では解決しないのです。 痩せれば変われると思うのは間違えで、その元となる問題を解決しなくてはいけません。
「痩せたら自分を好きになれる」とか「痩せたら美人になれる」とか「痩せたらもてる様になる」と言うのは問題をすり替えた思い込みで、ボディーイメージが変わらない人の場合、現実に痩せても中身は変わらないのです。
ただ単に痩せる事に座標焦点を合わせた場合は簡単に済むのですが、そこに何かがくっつくとプラスにもマイマスにも作用してしまいます。
プラスならば良いのですが、マイナスに作用した時は思い込みの解除、ボディーイメージの情報の書き換えをしなくてはいけません。
「痩せたら美人になれる」は「痩せる」と「美人」をくっつけた例で、痩せる事と美人は、本当は関係がないのに、あたかも関係があるかの如く思い込んでいます。 今これを読んで「なぜ?」と思った方は、そう言う傾向がありますのでご用心。
「痩せたい」の裏の願望は過食をやめたい事にあります。
「美人」の裏の願望は自分を好きになりたいと言う様な事です。
さらにその先や奥に過食をしてしまう元の心、自分が好きでない理由、認められない何かがあります。
普通は痩せれば過食も治り、美人になると思って行動を起こしますが、この方法の場合、ハイテンションを保ち 1グラム痩せても喜べる感受性が必要です。 この事で情報の書き換えが行われますので、そう言った事なしに成功は難しいのです。 心理改善プログラムや夢を叶える方法、成功の法則は逆側からアプローチをしていきます。 こちらの場合、根になる部分を先に処置しますので成功率は高いです。
とにかくボディーイメージの書き換えが先決です。 痩せても過食が治らなければまた太ります、こう言ったダイエットの事をヨーヨーダイエット(リバウンドを繰り返す)と言います。 まず過食の元を断つのが先です。
同じ様に、せっかく美人になっても、自分は不細工だと言うボディーイメージが残っていたら、「まだ、まだ、まだ」ときりがありません。
改善法さえ分かっていれば、自分を好きになり、過食をやめれば簡単に痩せて美人になる事が出来ます。
これを踏まえて心理改善プログラムにチャレンジしてみて下さい。